アトピー治療でお悩みの人は多いでしょう。
アトピー治療には食事療法、薬物療法、自然療法などあります。さまざまなアトピー治療の中で注目を浴びているものに漢方療法があります。その理由の一つに薬物治療に用いられるステロイドへの不安があります。ステロイドはアトピー症状を抑える強力な薬として知られ、使用されています。しかし、症状を抑える力は強力であっても、ステロイドには副作用があるため、アトピーで悩む人の中にはステロイドの使用がストレスになっている人もいます。アトピーで悩む人から注目を浴びている漢方療法は漢方の力でアトピー症状を改善するものです。漢方治療をすることで薬物療法に用いられるステロイドなどの薬の量を減らしたり、症状の改善状況によっては中止することができます。
漢方治療において、アトピーやアレルギー、花粉症などにみられる皮膚症状は肺の影響が強いと考えられています。また、アトピー体質の人はアレルギー性鼻炎、小児気管支ぜん息、花粉症を患っている人が多くみられます。
アトピーの漢方治療のポイントはアトピー患者の体質と症状です。胃腸や腎臓、肺などの状態、便秘やストレスはどうかなどが漢方治療に深く関わっています。
アトピーには湿疹、乾燥、赤み、かぶれ、かゆみなどさまざまな症状があります。そして漢方はその症状によって使う漢方が違ってきます。
ここでアトピー治療に使われる漢方でよく知られているものをご紹介します。
・消風散(しょうふうさん)
かゆみが強く、皮膚に熱を持っていてジュクジュクした湿疹に使用します。
胃腸が丈夫な人向きの漢方なので胃腸が弱い人は気をつけましょう。
・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
解熱作用があるので皮膚の熱や炎症を抑えたり、皮膚のかゆみを抑えるのに使用します。
胃腸が丈夫な人向きの漢方なので胃腸が弱い人は気をつけましょう。
・温清飲(うんせいいん)
乾燥気味で色つやがない皮膚、強いかゆみ、炎症や出血を抑えるのに使用します。
下痢や胃部不快感が起こる場合もあるので胃腸が弱い人は気をつけましょう。
・柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
皮膚の炎症を抑え、湿疹を抑えるのに使用します。
胃腸が丈夫な人向きの漢方なので胃腸が弱い人は気をつけましょう。
・白虎加人参湯( びゃっこかにんじんとう )
皮膚の熱、乾燥、強いかゆみなどに使用します。
下痢や胃部不快感が起こる場合もあるので胃腸が弱い人は気をつけましょう。
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
漢方では皮膚と肺は深く関わっていると考えられています。
補中益気湯は消化管の働きを良くし、アトピーによる皮膚症状を軽減します。
漢方はステロイドよりも副作用が少なく安心して使用できるものですが、100%安全というわけではありません。漢方でも下痢や胃もたれ、食欲不振などの副作用があります。
漢方を自己判断で勝手に摂ることは危険です。使用上の注意をしっかり守り上手に活用しましょう。



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