アトピーとスキンケア

肌がカサカサになってしまい、白っぽくなってしまうアトピーの症状。

このアトピー特有の乾燥肌をコンプレックスに感じて夏場でも長袖を着たり、
冬場はタートルネックの服を着たりする人も多いはずです。

肌を隠してもアトピー症状が消えるわけではありません。
スキンケアをしっかりすることでアトピー症状を軽減し隠すコンプレックスをなくしましょう。

ここでアトピーのスキンケア対策をご紹介します。

・基礎化粧品(化粧水、乳液、クリーム)を選ぶ時の注意
アトピー肌は刺激を受けやすいので刺激を与えるものは避けましょう。
合成界面活性剤、色素、香料、防腐剤などはアトピー肌に刺激を与えるのでこれらが配合されているものは使用しないようにしましょう。

・洗顔とスキンケア
洗顔石鹸を選ぶ時は肌への刺激が少ない弱酸性のものを選びましょう。
洗顔石鹸はしっかり泡立てて泡で包むように洗いましょう。ゴシゴシこすると肌に刺激を与えるのでよくありません。
洗顔する前にしっかりと手を洗って手の汚れを落としてから洗顔し、洗顔後は柔らかいタオルでこすらずに優しくていねいに水滴を拭き取りましょう。
無添加で刺激の少ない化粧水、乳液、クリームを塗りましょう。アトピー肌は乾燥しやすいので化粧水だけでなく乳液やクリームを塗って保湿することが大切です。
自然派をうたっていても香料のきついものなどがあるので気をつけましょう。

・セラミドとスキンケア
セラミドは肌を乾燥から守る保湿成分として注目をあつめています。
セラミドは皮膚と細胞の間に存在する細胞間脂質の成分で、外からの刺激から肌を守る働きをしています。セラミドが肌に十分あれば肌は外からの刺激である紫外線やウィルス、ホコリ、ダニ、乾燥から肌を守り、潤いを保つことができます。
このようにセラミドは肌の保湿に深く関わっています。
アトピーの人はセラミドの量が少なく肌を守るバリア機能が低下しているため肌が乾燥してカサカサになってしまいます。少なくなったセラミドを補うため、さまざまなセラミド入り化粧水、乳液、クリームなどが販売されています。これらの商品を上手く使って、セラミドを補い肌の潤いを保つようにするのもアトピー対策の1つとして有効です。
商品内容をきちんと確認し、活用してみてはいかがでしょうか。

・入浴時のスキンケア
柔らかいタオルで優しくていねいに汚れを落としましょう。こすりすぎると肌を痛めてしまうので気をつけましょう。洗った後は十分にすすいで石鹸が体に残らないようにしましょう。
入浴後は柔らかいタオルで軽くたたきながら体の水滴をふき取りましょう。この時にゴシゴシと雑にこすってしまうと肌に刺激を与え、症状が悪化してしまうので気をつけましょう。入浴後は保湿剤をつけて肌の乾燥を防ぎましょう。

スキンケアを心がけて実行することでアトピー症状を軽減することができます。
いつも清潔と保湿を心がけてアトピー対策をしましょう。

アレルギー的要因と非アレルギー的要因

アトピー性皮膚炎というのは、肌がカサカサしてかゆみを伴う疾患です。

かゆくて眠れない、海に入るとアトピー症状の出ているところがしみる、肌がかさかさで恥ずかしいので暑くても半そでが着れないなどアトピー性皮膚炎で困っている人は多いと思います。

アトピー性皮膚炎の発症にはアレルギー的要因と非アレルギー的要因が深く関わっています。
アトピーと聞くと原因はすべてアレルギーと思いがちですが、実はアトピー患者の約2割はアレルギーが原因ではなく発症しているのをご存知ですか?

アレルギー的要因には遺伝的要因や環境要因があります。
アレルギー的要因の遺伝的要因は家族や本人がアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などになったことがあったり、アレルギー反応を起こす抗体であるIgE(免疫グロブリンE)が出やすいなどのアレルギー体質があげられます。
アレルギー的要因の環境要因にはダニ、ハウスダスト、食品(卵、牛乳、ソバ、小麦、大豆、ゴマなど)、花粉、カビなどがあります。
アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は、病院で診察、パッチテストなどを受け、自分のアレルギーの原因を調べてもらいましょう。そして、アレルギーの原因となるものを生活の中からできるだけ取り除きましょう。

非アレルギー的要因にも遺伝的要因や環境要因があります。
非アレルギー的要因の遺伝的要因にドライスキンがあります。生まれつきドライスキンの人は肌が乾燥しやすく、皮脂が不充分なため、潤いを維持することができずアトピー症状が出やすくなります。
非アレルギー的要因の環境要因には乾いた空気による乾燥、夏場の汗や運動時にでる汗、清潔でない手で引っかくこと、不規則な生活やストレスなどがあります。

アトピー性皮膚炎の人は空気の乾燥により肌がカサカサ乾燥して症状がひどくなるので、乾燥しないようにする必要があります。特に冬場は空気が乾燥するため注意が必要です。
また、入浴後は肌がとても乾燥しやすいので、保湿効果のある入浴剤をお風呂にいれたり、入浴後に保湿剤を塗ったりして乾燥を防ぎましょう。お風呂で体を洗う時は強く洗わず優しく洗って肌に強い刺激を与えないようにしましょう。ナイロンタオルは肌への刺激が強いので避けましょう。
また、刺激を与える生地を使用した服(ウールやモヘアなど)は肌を刺激してアトピー特有のかゆみを引き起こす原因となるので服を選ぶ時は生地に注意しましょう。

アトピー性皮膚炎の対策としてストレスをためず、睡眠と休息をしっかりとって規則的な生活を送ることが大切です。

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